第3部:供養と鎮魂の芸能 17:00 本堂

朗読と琵琶、『良寛』の奉納

供養と鎮魂の芸能は終了いたしました。沢山のご来場まことに有難うございました。

供養と鎮魂の芸能 鎮魂の詩と『良寛』、魂の舞

内容 ①鎮魂の詩と琵琶 ②『良寛』琵琶と能楽と語り ③魂の舞
定員 先着150名
会費 無料<ドネーション・投銭制>です(会場の募金箱に浄財をお入れください)
会場での録音、動画の撮影等はご遠慮ください。

供養と鎮魂の芸能

本堂にて、琵琶と能楽と詩と語りによる供養と鎮魂の芸能を仏前に奉納します。
 

【①鎮魂の詩と琵琶】

このたびの七回忌にあたり、薩摩琵琶の調べの中、鎮魂の詩が仏前に奉納されます。
【出演】
詩:和合亮一 琵琶:塩高和之
 

【②『良寛』】

【あらすじ】
江戸時代の曹洞宗の僧・良寛をモチーフにした舞台。子どもたちとマリをついて遊ぶ姿が印象的な良寛ですが、その原点は幼い頃に目の当たりにした大人社会のもめごとや故郷の荒涼たる処刑場に観た命の無常の現実でした。透徹した修行への想いと道元禅師を慕う信心、幼い子どもたちを慈しみ、命を尊ぶ心・・・。自由な詩歌を多数残した良寛のエピソードから、震災七回忌にあたり供養と鎮魂の願いを仏前に捧げます。
和久内氏の原作により制作された『良寛』は、良寛の人間像を掘り下げていくという試みのもと、絵画・照明・役者・演奏家・舞台関係者らの協力と共に、演劇・戯曲形式で東京にて公演を重ねてきました。今回はその長い物語の中から、七回忌法要に合わせエッセンスとなる部分を中心に上演いたします。
語りと琵琶、美しい舞の中に、ご供養のまことをお奉げください。
参考:和久内明official web siteより http://wakunai.com/works.php
 【出演】
良寛:津村禮次郎 琵琶:塩高和之 語り:夏樹陽子(特別出演) 作:和久内明(哲学者・劇作家)
 
【③魂の舞】
良寛の物語から「魂(こん)の舞」へ。塩高和之作曲「春陽」の楽琵琶演奏と能の舞が仏前にて奉納されます。
【出演】
舞い:津村禮次郎 琵琶:塩高和之
 
■観覧ご希望の方は必ずお申込みください。


公式サイト  http://wago2828.com/

【プロフィール】

中原中也賞、晩翠賞、みんゆう県民大賞、NHK東北文化賞などを受賞。東日本大震災の直後からツイッター上で連作詩『詩の礫』を発表し、オランダのコンセルヘボウホールなどにて朗読をするなど国内外から注目を集める。詩集やエッセイ集、絵本などを多数刊行。特に震災後の著作は二十冊を超える。これらの作品はフランス、ドイツ、ブラジルなど多言語での翻訳も行われた。合唱曲やオラトリオの作詞や講演・朗読活動など。未来博閉会式歌、福島市記念賛歌、伊達市歌作詞などを初め、福島明成高校、喜多方桐桜高校、箱根中学校、坂下の小学校など20数校の校歌を作詞。新しい国語や音楽の教科書・準教科書などに、詩作品などが掲載(東京書籍・教育出版・明治書院)。最新刊は「詩の寺子屋」(岩波書店)、「昨日ヨリモ優シクナリタイ」(徳間書店)など。吉永小百合さんの新しい朗読CD「第二楽章 福島への思い」に震災以降の作品がおさめられたことで話題に。NHK復興サポーター。「ふたば未来学園」教育復興応援団。福島県教育復興大使。昨年の夏より、福島市の稲荷神社にて「未来の祀り」を発起人として立ち上げて、本年も開催し、未来神楽などで話題を集める。昨年の秋、シンガポール・ライターズ・フェスティバルにて、日本代表詩人に選出される。
安洞院では2006年に宮沢賢治をモチーフにした新作能『光の素足』の朗読を担当。2007年の中原中也生誕100年祭では、本堂にて中所宜夫創作能『詩人の面影』に出演。同年に本堂で行われた『新作能・かぐや姫』では詩の朗読を担当し津村禮次郎氏と共演している。

【プロフィール】

1942年福岡県生れ。観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。一橋大学、二松学舎大学講師。定例公演、薪能公演で古典能公演の外、現代演劇、コンテンポラリーダンス作品などを制作上演する。アジア、ヨーロッパなど海外公演も多い。
1971年道成寺初演。1992年能「オセロー」。2003年卒都婆小町。2004年新国立劇場主催公演で「OKINA」。2005年二人のノーラ(Double Nora)。2008年「ひかり、肖像」
演劇作品では野田秀樹と2001年「桜の森の満開の下」、2010年「THE DIVER」等をてがける。優れた古典作品と現代作品に広く関わり、現代の能の開拓者である。著作「能がわかる100のキーワード」(小学館)がある。
安洞院では2007年に行われた『新作能・かぐや姫』を演じた。

【プロフィール】 

文化としての琵琶楽を標榜し、伝統的な雅楽古典曲から薩摩琵琶の現代曲まで幅広く琵琶楽を捉え、作曲・演奏の両面に於いて国内外で活動をしている。2007年に、様々な琵琶楽を「文化」という視点で紹介する琵琶樂人倶楽部を設立。80回以上に渡るレクチャーコンサートを行っている。
これまで、長唄の人間国宝 寶山左衛門師、能シテ方 津村禮次郎師をはじめ、数多くのアーティストと共演を重ね、高野山、厳島神社、赤間神宮等、琵琶に縁の深い地にて演奏会を開く。薩摩琵琶による演奏のほか、樂琵琶と横笛によるデュオReflectionsとしてもオリジナル楽曲による演奏会を行っている。現在、楽琵琶・薩摩琵琶ともにリーダーアルバムを発表し、演奏活動を続けている唯一の琵琶奏者である。
海外では、シルクロードの国々へのコンサートツアー(トルクメニスタン・ウズベキスタン・アゼルバイジャン・グルジア)の他、ストックホルム大学、ロンドンシティー大学に招かれ演奏会を開いている。国内では東京外国語大学、明治大学、甲南女子大学他で、琵琶楽を軸にした日本文化の変遷などについて公開講座を担当している。
現在までに7枚のアルバムを発表。FEIレコードを通じ、ネット配信されている。
静岡県出身。


公式サイト  http://www.msi-mall.com/natsuki/news.html
このたびの企画にあたり、和久内明先生よりのご縁で特別にご出演いただくことになりました。朗読、語りのパートをご担当いただきます。

【プロフィール(公式サイトより)】 

ファッションモデルとして、雑誌、CM等で活躍後、1977年に東映映画[空手バカ一代]ヒロインとして、女優デビュー。同年三代目[さそり]主演。以後、映画出演が続く。
◆映画
近日上映[函館珈琲]2015年秋、函館にて上映。

[あいときぼうのまち](2014年)
◆テレビ
[暴れん坊将軍][ザハングマン][大江戸捜査網]レギュラー。2時間ドラマ多数出演し、2時間ドラマの女王と呼ばれる。

◆舞台
美輪明宏版[椿姫][双頭の鷲]
五木ひろし、舟木一夫の舞台に共演。

◆ミュージカル
[サウンドオブ・ミュージック][アニー][回転木馬][ハッピーエンド]他多数

TBSTV[爆報THEフライデー ] フジTV[ペケポン] TBSTV[かけこみドクター][中居正広のミになる図書館][ダウンタウンデラックス]等のバラエティーで、ドラマでは見られない自然体のキャラクターで人気を得ている。
一日警察署長でも活躍。
小学校での絵本の読み聞かせ、各学校での講演、ロータリー、ライオンズクラブ、レディースフォーラム等での講演も多数。
◆講演内容
[夏樹陽子のハッピーカーライフ][美と健康の秘訣][人生の楽しみ方夏樹陽子流]

 

 

 
公式サイト  http://wakunai.com/index.php

プロフィール

長く教育研究や哲学研究を続ける中、1990年より詩作と劇作活動を開始。
1996年前橋市で開かれた「世界詩人会議」をきっかけに、英国、ルーマニア、韓国で国際活動を展開。アメリカの911テロを契機に人類の命の尊さを再認識し、長編詩「証の墓標」を書き上げロンドンのIFLAC大会で英語朗読し波紋を投げかける。2002年から毎年「911メモリアル」を開催している。2003年『証の墓標』を出版。
東日本大震災後は毎年「311響きあう詩と音楽の夕べ」を杉並区の「日本福音ルーテルむさしの教会」にて開催している。
三島由紀夫を研究し、能楽師・津村禮次郎氏と女優・夏樹陽子氏を迎え、戯曲『M.由紀夫』を東京と名古屋で4公演。近年は曹洞宗の僧・良寛を探求し、『越の良寛』『良寛』を連作。2014年より公演活動が続いている。